はじめに
IT業界は日々進化し、多くの企業がエンジニアを必要としています。未経験でもIT業界に挑戦したいと考えている方も増えているでしょう。しかし、最初にどの言語を学べばいいのか?迷うことも多いはずです。今回は、未経験者におすすめの学習ルートとして、「最初にRubyでRuby on Railsを学び、次にJavaScript(TypeScript)でNext.jsまたはNuxt.jsを学ぶ」方法についてご紹介します。
※ バックエンドに関して、無難にJavaでSpring bootだったりを使うのも良いですが、一番理解しやすいのはRubyでRuby on Rails を使って学ぶのが初心者には一番簡単だと僕は考えました。リモートワークの案件もJavaの案件より体感多い気がしてます。
最初にRuby on Railsを学ぶ理由
Ruby on Rails(以下Rails)は、初心者が最初に学ぶフレームワークとして非常におすすめです。その理由は以下の通りです。
- シンプルで学びやすい:Rubyの文法は比較的シンプルで理解しやすいため、未経験者にとって最初の言語として向いています。また、RailsはRubyの良さを最大限に引き出したフレームワークで、効率的にウェブアプリケーションを構築するための機能が豊富です。
- 即成果が見える:Railsは「設定より規約」を重視し、最小限の設定でアプリケーションを構築できます。実際に動くアプリケーションが短期間で完成するため、学習のモチベーションが保ちやすい点も魅力です。
- 豊富な学習リソース:Railsはコミュニティが充実しており、初心者向けの教材やチュートリアルが豊富に揃っています。分からないことがあっても、インターネットで調べやすく、初学者にとって安心感があります。
Railsで基本的なCRUDアプリケーション(データの作成、読み取り、更新、削除ができるアプリ)を作成できるようになると、データの扱いやバックエンドの仕組みが理解しやすくなり、次のステップに進むための土台が築けます。
Ruby on Railsを学ぶなら業界最安値のプログラミングスクール|SkillHacks(スキルハックス) がおすすめです。普通は25万程度するのがプログラミングスクールの特徴ですが、こちらは6,7万程度で学習することができますし、24時間質問し放題で受講期間は無制限というのも破格ですし、右も左も分からない時は、講師(メンター)をつけるのが何より肝心だと思います。
JavaScript(TypeScript)でNext.jsまたはNuxt.jsを学ぶ理由
次におすすめしたいのが、JavaScriptとその型付き言語であるTypeScript、そしてフロントエンドフレームワークのNext.jsやNuxt.jsの学習です。
- フロントエンドの標準言語:JavaScriptはウェブブラウザ上で動作する唯一の言語であり、フロントエンド開発には欠かせません。TypeScriptはJavaScriptのスーパーセットであり、型安全性を提供してくれるため、エラーの発見がしやすく、チーム開発にも強い味方となります。
- Next.jsとNuxt.jsの優位性:Next.js(Reactベース)とNuxt.js(Vue.jsベース)は、どちらもモダンなフロントエンド開発を効率化するフレームワークです。ページ生成やサーバーサイドレンダリングに優れており、SEOにも強いウェブアプリケーションを構築しやすいのが特徴です。
- Railsと組み合わせて使える:Railsをバックエンドに用いてAPIを提供し、Next.jsやNuxt.jsをフロントエンドに使うことで、バックエンドとフロントエンドが分離されたモダンなアプリケーションを開発できます。これにより、保守性やスケーラビリティが高い構成を実現できます。
このタイミングでNext.js、もしくはNuxt.jsを学ぶ場合は、プログラミングスクールに通う必要はないと思っています。既にRuby on Railsを学ぶ際に、プログラミングスクールで学ぶ、もしくは自習でこなしてある程度、学び方や調べ方は頭に入ってると思いますので、Youtubeや書籍を購入するなどして、自分で技術を飲み込む力をつけるのが良いです。
実際に案件を受け、業務をこなすときには、わからないことは自分で調べる力が試されますので、この力を育んでおきましょう。
学習の進め方の例
- 基礎学習(1〜3ヶ月)
RubyとRailsの基礎を学び、CRUD操作ができる簡単なアプリケーションを作成。 - 応用学習(3〜6ヶ月)
RailsでAPIを提供する方法を学び、バックエンドとしての役割を理解する。 - フロントエンド学習(6〜9ヶ月)
JavaScript、TypeScriptを学び、Next.jsまたはNuxt.jsを使ってフロントエンドアプリケーションを構築。Railsで構築したAPIと連携することで、バックエンドとフロントエンドが連携するアプリケーションを作成。
まとめ
未経験でIT業界に飛び込むなら、最初はRubyとRailsでバックエンドの基礎を学び、その後JavaScriptやTypeScriptを使ったフロントエンド開発に進む方法が効率的です。Railsで基礎を築き、Next.jsやNuxt.jsでフロントエンドの開発力も身に付けることで、IT業界で必要な技術をバランスよく習得できます。上記の流れで学ぶにあたって、Githubを使ってソースコードを管理することをお勧めします。Git管理は実務で必ず使いますので、学んでおいて損はないです。ちょっと難しいですけどね…これができるのとできないのとでは雲泥の差です。
入社面談をする際に、この学習で完成したポートフォリオを提出できるとかなり好印象です。
ご精読ありがとうございました。
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